揺れる非日常の中にある日常の大切さ
地震、大変でしたね。
まる2日間かけて電気が復旧し、
電波も戻ってきました。
長かったー!
半日がすぎて
電波塔の蓄電?がアウトになり
電波も入らなくなってから
全くの孤立状態。
振り返ると
たった1日だけど
ホントにすっごい、長かった。
ラジオで情報をとるため、
昨日の夜までNHKをずっとつけてたんだけど
2.3時間も聞いてると気が滅入る。
死亡者の人数、どこでどんな災害があってどんな状況か、何回も何回も繰り返される。
ふと、ほかのチャンネルはどうなのかと思い
FMに切り替えたら
時々情報は入るものの、
通常のように穏やかながら
リスナーからのリクエスト曲をひたすらかけてくれていた。
遠くからradikoで聞いていて
応援してくれている人からのリクエスト
暗い中ラジオしか聞けない人からのリクエスト
音楽は元気が出るものが多かった。
復旧しているところの情報も聞こえてきて
そんなに長くならないだろうとは思うけれど
いま自分は誰とも連絡が取れない。
いつまで続くかわからない。電波もない。
ロウソクは揺れると火災の原因になるから危険、といわれていたけれど、
この状況がいつまで続くか分からないと
電池の消耗も最低限にしたい。
我が家はなんとか囲いを工夫してロウソクをつけていた。
貧乏な誕生日みたいで面白かったけれど
母が寝た後に一人で
真っ暗な中でロウソクの炎をみてNHKを聞いていると
なんだかとても気持ちが……落ちる笑。
だからFMラジオにしてからの元気な曲は
自分を持ち直すのにとても励みになった。
3.11の震災の時にアーティストの方々が
「自分達はこんな大変な時に何をやっているんだろう」と活動を自粛したりされていたが
音楽は偉大だ。
笑いも、必要。
生きるか死ぬかの時には救助隊の人の方が、となるし
優勢順位としては、衣食住の確保が優先だけど
その次くらいに人の気持ちを明るく保つコトって大切。
音楽にはそのチカラがある。
私の周りのアーティストさん達に伝えたい。
あなた達は、時に人の命を救ってます。
これからも胸を張ってアーティストでいてくださいと。
今朝はガスコンロで御味噌汁と
冷えたおにぎりを焼きおにぎりにして食べたりしてちょっと楽しかった。
公衆電話で知人に連絡を取ろう、という話になったけれど
公衆電話のバッテリーが上がってて使えず
ちょっと離れたところまで
散歩がてら歩いてみたら
「何が起きてるかわからないけれど
天気がよくて穏やかに時が過ぎている」
とても変な感じ。
戦争の最中って
情報はこないけれどおだやかな日もあったと思う、
それがこんな感じだったのかな〜と思った。
で、帰ってきたら
お向かいさんから茹でたジャガイモが置いてあったりして
母も買ったトウキビをあげたりして。
夜は初めてご近所さんに声かけて
我が家のカーポートでバーベキュー!
その時に新聞を見せてもらって
初めてコトの大きさを知る。
で、復旧した「今」に至ります。
時系列でダラダラと健忘録のように書いたけれど
電気と電波のない生活は
よさもあるけれど、やはり不便で不安も煽られる。
不安を少なくするのは大事。
情報がたくさんあって
不安にもなるけれど
揺れても、自分をしっかりもって
ブレないでいたいですね!